※本記事には広告(プロモーション)が含まれます。
30代になって、ふと思うことがあります。
「自分の清潔感は、周りからどう見えているんだろう」
20代のころは気にしていなかったのに、肌の調子、汗やニオイ、靴やカバンのくたびれ具合が、少しずつ気になってきた。けれど、清潔感が大事だということは分かっても、何から手をつければいいのかが分からない。そう感じている方は多いのではないでしょうか。
私はスーツを着て人と会う営業職として働いています。仕事柄、相手との距離が近く、第一印象が大切な場面が多くあります。そのなかで、ニオイ、肌、歯、靴、服、持ち物と、自腹でいろいろ試してきました。
この記事では、30代の会社員男性が最低限そろえておきたい清潔感のポイントを、優先順位をつけて紹介します。商品を片っ端から買う必要はありません。まず何から始めるか、いくらくらいかけるか、長く使ってどうだったかを、実際の経験をもとに整理しました。
そもそも清潔感とは?30代から差がつく理由

清潔感は「おしゃれ」ではなく「手入れされている感じ」
清潔感という言葉は、ふわっとしていて分かりにくいものです。私は、「手入れされている感じ」だと考えています。
- ニオイが気にならない
- 肌が荒れていない
- 口元に自信がある
- 靴が磨かれている
- 服にシワがない
- 持ち物がくたびれていない
どれも、おしゃれやセンスの話ではありません。高い服やブランド品を身につけることでもありません。ほとんどが、「ちゃんと手入れをしているか」という習慣の積み重ねです。
だからこそ、センスに自信がなくても、お金を大きくかけなくても、取り組める部分から始められます。清潔感は、プラスを足して目立つためのものではなく、マイナスを減らして「普通」に整えるためのものです。
30代になると、差が出やすくなる
30代になると、20代のころと同じ生活を続けていても、次のような変化を感じやすくなります。
- 肌のコンディションが、以前と変わってきたと感じる
- 汗やニオイが気になる場面が増える
- 長く使っている靴やカバンが、くたびれてくる
- 周りの同世代と、見た目の印象に差が出てくる
特に、30代は仕事で任される範囲が広がり、取引先や後輩など、いろいろな人と接する機会が増える時期です。自分では気づかないうちに、見た目や持ち物から印象が決まっているということも、あり得ます。
人と会う仕事ほど、影響を受けやすい
営業や窓口など、対面の仕事では、相手との距離が近くなります。名刺を渡す手元、座ったときの靴、話すときの口元、すれ違うときの香りなど、見られる場面はたくさんあります。
仕事の中身が同じなら、清潔感のある人のほうが話しやすい。そう感じる人は、少なくないはずです。反対に、清潔感が足りないせいで、実力が正当に伝わらないとしたら、もったいないと思います。
この記事で扱う6つのポイント
この記事では、清潔感を次の6つに分けて、優先順位の高い順に紹介します。
- ニオイ
- 肌
- 歯
- 足元(靴)
- 服
- 持ち物
全部を一度にやる必要はありません。気になるところ、できそうなところから、一つずつ試してみてください。
男が身だしなみを整えるのは「恥ずかしい」のか?

「男がそこまでしなくても」という気持ち
スキンケアや香水、歯の矯正と聞くと、「男がそこまでしなくても」と感じる方もいるかもしれません。私も、身だしなみに気を使うことに、どこか気恥ずかしさを感じていた時期があります。
ただ、今は少し考え方が変わりました。
清潔感は、仕事の準備の一部
清潔感を整えることは、おしゃれを楽しむことではなく、仕事の準備の一部だと考えています。
スーツにアイロンをかけること、名刺を切らさないこと、約束の時間に遅れないこと。これらと同じように、ニオイや肌、靴を整えることも、相手に失礼のない状態で会うための準備です。
そう考えると、「恥ずかしい」というより、当たり前のマナーに近いものに感じられます。
私が35歳で歯列矯正を始めたこと
30代から何かを始めることに、「今さら」という気持ちがある方もいるかもしれません。
私が歯列矯正を始めたのは、35歳のときです。矯正前は、前歯が少し出ていることが気になり、人前で思いきり笑うことができませんでした。矯正後は、その悩みがなくなり、人との会話で歯を気にせず、思いきり笑えるようになりました。
もちろん、矯正は人によって経過が違います。私の場合は、歯の表面に器具をつけていた期間が約3年で、現在は保定期間中です(詳しい体験談は、あとの「歯」の章で書いています)。
ただ、この経験から、30代になってからでも、気になることを変えることはできると実感しています。
最初から完璧を目指さなくていい
清潔感を整えると聞くと、毎日たくさんのことをしなければいけないように感じるかもしれません。けれど、最低限のことを、無理なく続けることで十分です。
次の章からは、その「最低限」を、優先順位の高いものから順に紹介します。まずは、自分の状態を確認するところから始めましょう。
セルフチェック|自分では気づきにくい清潔感

清潔感は、自分では気づきにくい
清潔感で難しいのは、自分では気づきにくいことです。ニオイは自分では慣れてしまいますし、靴やカバンのくたびれも、毎日見ていると変化に気づけません。周りの人も、気づいたとしてわざわざ教えてくれることは、なかなかありません。
だからこそ、「自分は大丈夫」と思い込むより、一度、項目ごとに確認してみることをおすすめします。
6項目のセルフチェック
次のうち、当てはまるものにチェックを入れてみてください。
ニオイ
肌
歯
足元
服
持ち物
結果の見方
当てはまる項目が多かった分野から、読んでみてください。迷う場合は、次の順番で進めるのがおすすめです。
- ニオイ:相手との距離が近いほど、影響を受けやすい部分です
- 肌・歯:顔まわりは、会話中に目に入りやすい部分です
- 足元・服・持ち物:一度整えれば、長く維持しやすい部分です
ニオイを一番に置いているのは、見た目は整っていても、ニオイひとつで印象が変わってしまうことがあるからです。次の章から、順番に見ていきます。
【優先度①】ニオイ|まず「消して」、次に「足す」

ニオイ対策には、順番があります。
まず、体や服、足のニオイを抑える(消す)。そのうえで、香りを足す。
香水は、ニオイを消すものではありません。ニオイが残ったままの上に重ねると、香りと混ざって、かえって不快に感じられることもあります。そのため、まず「消す」ことを先に、そのあとに「足す」という順で考えるのがおすすめです。
まずは体のニオイを抑える(汗・体・足)
最低限、押さえておきたいのは次の3つです。
1. 体:ボディソープを見直す
毎日使うものなので、続けやすい価格で、ニオイや汗に向いたものを選ぶのが基本です。私がいくつか試した結果は、体臭・汗のニオイ対策ボディソープのまとめにまとめています。
2. 服:インナーと靴下を見直す
肌に触れる時間が長いインナーや靴下は、ニオイの影響を受けやすい部分です。私は消臭機能のあるインナーと靴下を取り入れています。比較はDEOESTの消臭インナーまとめで紹介しています。冬の汗ばみやニオイについては、冬こそ体臭が気になる理由も参考にしてください。
3. 足:革靴を連日履かない
革靴の中は、蒸れやすい環境です。私は革靴を7足でローテーションしていて、同じ靴を履くのは週に1回ほどです。履き終わった靴には、すぐ木製のシューツリーを入れて、湿気を取るようにしています。詳しくは革靴を脱いだときの足の臭い対策5選にまとめています。
そのうえで、香りを足すという選択肢
体のニオイを抑えたうえで、さらに印象を整えたいときに、香水という選択肢があります。
ただし、「仕事で使う香水」は、プライベートのおしゃれとは少し考え方が違います。人と近い距離で話す営業職の場合は、強く香らせることより、邪魔にならないことを優先したほうがよいと考えています。
仕事用の香水は「邪魔にならない」が基準
私が3年以上使っているのは、バイレードの「ブランシュ」です。選んだ理由は、スーツを着る営業職として使っても、邪魔にならない香りだと感じたからです。男女どちらでも使える優等生のような香りで、嫌いな人はあまりいないのではないかと思っています。
つけ方は、次のようにしています。
- 朝:お腹に1プッシュ
- 昼休みか15時ごろ:持ち歩き用のアトマイザーで、1プッシュ追加
朝につけた香りは、夕方までは持たないので、昼に足しています。つけすぎても優しめの香りですが、2プッシュで十分と感じているので、100mlのボトルでもかなり長持ちします。
仕事で使う香水は、強さより「ちょうどよさ」が大事です。自分では慣れてしまって気づきにくいので、控えめを基本に、足りなければ足すくらいの感覚がおすすめです。
夏だけは香りを変える
ブランシュはオールシーズン使える香りだと感じていますが、夏の暑い時期だけは、ジョーマローンの「イングリッシュペアー&フリージア」を使っています。
爽やかで、暑い時期でも重くならないのが理由です。半袖Tシャツやポロシャツなど、シンプルな服装にも合います。年齢を問わず使えるオールマイティな爽やかさで、男女どちらでも使えます。
香りは、季節や服装に合わせて変えてみると、使いやすさがぐっと変わります。
香水で失敗しない試し方
香水は、価格が高めで、好みも分かれます。買ってから後悔しないために、先に試すのがおすすめです。
① ディスカバリーセットで試す
ブランシュは、ディスカバリーセットで他の香りと一緒に試せます。私も最初はこれで購入しました。ボトルを買うと割引を受けられる仕組みもあります。
② 少量から試せるサービスを使う
大容量のボトルに抵抗がある方には、Coloria(カラリア)③ フリマアプリで少量だけ買う
メルカリなどでは、少量だけ分けて販売されていることもあります。私は、100mlのボトルをメルカリで購入しましたが、その際はボトル裏面の製造販売元が確認できる出品に絞って選びました。
どの方法でも、いきなり大きなボトルを買う前に、実際に数日〜数週間使ってみることをおすすめします。
ブランシュの香りの特徴や、似た香水との比較、購入先ごとの価格などは、ブランシュのレビュー記事で詳しく書いています。
【優先度②】肌|スキンケアは最低限でいい

肌は、人から見られやすい部分
肌は、顔まわりの印象を左右します。テカリ、乾燥、肌荒れ、日焼けによる赤みなどは、対面で話すときに相手の目に入りやすい部分です。
そう聞くと、「スキンケアは面倒だし、何を使えばいいか分からない」と感じる方もいるかもしれません。ただ、清潔感のためのスキンケアは、やることを増やしすぎなくて大丈夫です。
私が考える最低限は、次の3つです。
- 洗う
- 保湿する
- 日焼け止めを塗る
① 洗う:よく泡立てて、洗いすぎないように
洗顔は、汚れを落とすことが目的です。ただ、洗いすぎたり、強くこすったりすると、かえって肌が乾燥しやすくなります。
- 洗顔料はよく泡立てて、肌をこすらず、泡で包むように洗う
- すすぎ残しがないように、しっかり洗い流す
- 1日に何度も洗いすぎない
特別なことは必要ありません。毎日、丁寧に洗うだけで十分です。
② 保湿する:洗顔後は、そのままにしない
洗顔後の肌は、水分が逃げやすい状態です。何もつけずにいると、乾燥やテカリの原因になることもあります。
化粧水や乳液など、自分が毎日続けられるものを一つ決めて、洗顔後に使うのがおすすめです。種類を増やすより、続けられることのほうが大切です。
③ 日焼け止めを塗る:夏だけのものではない
紫外線は、夏だけでなく一年を通して降り注いでいます。日焼けは、赤みや肌の疲れた印象につながることもあるため、通年で対策するという考え方がおすすめです。
日焼け止めを選ぶときは、次の点を見てみてください。
- 毎日使えるか(塗りやすさ、においの有無)
- 肌に合うか(敏感肌向けの商品もあります)
- 白く残らないか
男性向けの日焼け止めと日傘の選び方は、男性の紫外線対策まとめで詳しく紹介しています。敏感肌向けの日焼け止めは、キュレルとユースキンシソラのレビューも参考にしてください。日傘に抵抗がある方には、日傘男子の記事も読んでみてほしいです。
毛穴やざらつきが気になるとき
最低限のケアに慣れてきて、毛穴や肌のざらつきが気になるようになったら、次のステップです。綺麗な毛穴は1日にしてならずです。毛穴対策は、毛穴対策まとめで詳しくまとめています。
続けるコツは「手間を増やさない」こと
スキンケアで一番大切なのは、続けることです。忙しい朝に手間が多いと、続かなくなってしまいます。
- 使うアイテムを、できるだけ絞る
- 洗面台の取りやすい場所に置く
- 毎日同じ順番で行う
肌トラブルが続くときは
赤みやかゆみ、ニキビなどのトラブルが続く場合は、自己判断で対処し続けず、皮膚科に相談するのも一つの方法です。この記事で紹介しているのは、あくまで日常の最低限のケアです。
30代男性のスキンケアまとめでは、さらに詳しく紹介しています。
【優先度③】歯|35歳から始めた矯正で、人前で笑えるようになった

口元は、会話中に目に入る
歯は、笑ったり話したりするたびに、相手の目に入ります。営業や商談など、人と話す仕事では、口元の印象は思っている以上に見られているかもしれません。
私にとって、歯は長年のコンプレックスでした。
矯正前は、前歯が気になって思いきり笑えなかった
私は、前歯が少し出ていることが気になっていました。そのため、人前で思いきり笑うことができませんでした。
笑うときに、無意識に口元を手で隠したり、口を閉じたまま笑ったりしていた時期もあります。自分では小さな悩みのつもりでも、人と接するたびに気になっていました。
35歳で歯列矯正を始めて、約3年かかった
そんな悩みを解消したくて、35歳のときに歯列矯正を始めました。歯の表面に矯正器具をつけていた期間は、およそ3年です。現在は、矯正後の歯並びを保つ「保定期間」に入っています。
矯正を終えて、一番大きく変わったのは、人との会話で歯を気にせず、思いきり笑えるようになったことです。
もちろん、矯正の方法や期間、経過は、人によって違います。ここで書いているのは、あくまで私の場合です。気になる方は、まず歯科医院で相談してみてください。
矯正器具があると、歯ブラシだけでは汚れが落ちない
矯正中に驚いたのは、器具がついていると、歯ブラシだけでは汚れがほとんど落ちないことです。器具のまわりに汚れが残りやすく、普通の歯磨きでは足りません。
そのため、次のような道具を使うようになりました。
- 先端が尖った歯ブラシ
- 糸タイプのフロス
- 歯間ブラシ
フロス・歯間ブラシは、歯科医院の勧めで習慣になった
フロスや歯間ブラシを使い始めたきっかけは、通っていた矯正歯科から使用を勧められたことです。最初は手間に感じましたが、続けるうちに、歯磨きの流れの一部になりました。
矯正中に身についた習慣は、今も続いています。道具を洗面台の見える場所に置いて、歯を磨くときに必ずセットで使うようにしたのが、続けられたコツです。
3ヶ月ごとのクリーニングで、歯石や着色を意識するようになった
歯のクリーニングには、3ヶ月を目安に通っています。通い始めて、歯石や歯の着色について、これまであまり考えていなかったことに気づきました。
自分で磨いているつもりでも、見えない部分に汚れや着色が残っていることがあります。定期的にプロに見てもらうことで、日々のケアの確認にもなっています。
将来はホワイトニングもしてみたい
クリーニングに通ううちに、ホワイトニングにも興味を持つようになりました。今のところ予定はありませんが、将来的にはしてみたいと考えています。
実際に試したら、また記事でお伝えしたいと思います。
口臭ケアは別記事へ
口元の清潔感では、口臭も気になる部分です。口臭ケアについては、プロフレッシュのレビュー記事で紹介しています。
【優先度④】足元|靴は「見た目」で第一印象が決まる

足元は、意外と見られている
商談や来客対応で、座ったときや玄関で、足元は相手の目に入ります。スーツがきちんとしていても、靴が傷んでいたり、汚れていたりすると、全体の印象が下がってしまうことがあります。
足元は、自分では見る機会が少ないのに、人からは見られやすい部分です。だからこそ、一度整えると差が出やすい場所でもあります。
※靴のニオイについては、前のニオイの章で紹介しています。この章では、見た目を整える方法を中心に書きます。
① 毎日同じ靴を履かない
靴は、一日履くと、中に湿気がこもります。連日履き続けると、靴が傷みやすくなり、形も崩れやすくなります。
私は革靴を7足持っていて、平日の5日間は、毎日違う靴を履くようにしています。同じ靴を履くのは、週に1回ほどです。靴を休ませる時間をつくることで、型崩れや傷みを防げると考えています。
「7足も持てない」という方は、まず2〜3足からでも大丈夫です。2足を交互に履くだけでも、靴の負担は変わります。ローテーションについては、靴のローテーションの記事を参考にしてください。
② 靴を磨く:ほこりを落とすだけでも違う
靴磨きというと、手間がかかる印象があるかもしれません。ただ、最低限なら、ブラシでほこりを落とすだけでも、見た目はかなり変わります。
- 履いたあとに、ブラシで表面のほこりを落とす
- 汚れが目立つときは、柔らかい布で拭く
- ツヤや保湿が気になったら、靴クリームを使う
靴の手入れの考え方は、なぜ靴の手入れが大切なのかと、靴の手入れの方法で詳しく紹介しています。
③ 長く履ける靴を選ぶ
私の革靴は、7足すべてグッドイヤーウェルテッド製法で、インソールも革製です。この製法は、底を交換しながら長く履ける靴に多く使われています。
靴は、手入れをしながら長く使うほど、1回あたりのコストが下がります。安いものを短期間で履きつぶすより、少し価格が高くても長く使えるものを選んだほうが、結果的に満足度が高いと感じています。
予算の考え方は、1万円の革靴を買うなら予算を3万円に上げるべき理由で書いています。
④ ソールのすり減りや、かかとの傷みを放置しない
靴底やかかとがすり減ると、歩き方が崩れたり、見た目にも使い古された印象が出たりします。
- かかとの外側が極端にすり減っていないか
- 靴底に穴が開きかけていないか
- つま先に大きな傷がないか
定期的に靴を裏返して確認し、傷みが進む前に修理に出すのがおすすめです。
【優先度⑤】服|シワ・サイズ・素材

高い服よりも、「整っているか」
服の清潔感は、価格やブランドで決まるものではありません。シワがない、汚れがない、サイズが合っている。この3つを押さえるだけで、印象は大きく変わります。
① シワを放置しない
ワイシャツやスラックスのシワは、清潔感に直結します。クリーニングやアイロンの時間が取れない場合でも、スチーマーがあれば、短時間で整えることができます。
スチーマーの使い方や選び方は、スチーマーの記事でまとめています。
② サイズが合っているか
服のサイズが合っていないと、高価なものでもだらしなく見えてしまいます。
- 肩が落ちていないか
- 袖や裾の長さが合っているか
- 着たときに、突っ張りやだぶつきがないか
「自分に合うサイズがよく分からない」という方には、オーダーという選択肢もあります。私が試したオーダーシャツやスーツは、次の記事で紹介しています。
SOLVEの他のアイテムは、SOLVEまとめ記事で比較しています。
③ 襟や袖口の汚れ・黄ばみに注意
ワイシャツの襟や袖口は、人の目に入りやすいうえ、汚れが目立ちやすい部分です。着用後はなるべく早く洗うなど、汚れをためないことが基本です。
④ 暑さ・寒さ対策も、清潔感のうち
夏の汗じみや、冬のインナーの透けも、清潔感に影響する部分です。
季節ごとの対策は、次の記事で紹介しています。
- 夏の暑さ対策:ステテコ、SOLVEのポロシャツ
- 冬のインナー:冬こそ体臭が気になる理由
⑤ 新社会人・服選びに迷う方へ
「そもそも何を買えばいいか分からない」という方は、新社会人のスーツ一式をコスパ重視で揃える記事も参考にしてください。
【優先度⑥】持ち物|カバン・時計・財布・ペン

持ち物は、人柄を映す
営業や商談の場では、名刺を渡すとき、資料を取り出すとき、メモをとるときなど、持ち物が相手の目に入る場面がたくさんあります。
カバンの角が擦れていたり、ペンがくたびれていたりすると、本人の印象にも影響してしまうことがあります。逆に、手入れされた持ち物は、それだけで「きちんとしている人」という印象につながると感じています。
営業職の持ち物の考え方は、できる営業マンは持ち物にこだわるべきでまとめています。
① カバン:きれいに使い続けられるものを選ぶ
ビジネスバッグは、毎日使うものなので、傷みやすい部分です。
- 角や持ち手の擦れを、放置していないか
- 中身が整理されているか(開けたときの印象も大切です)
- 自分の仕事に合ったサイズか
選び方は、ビジネスバッグの記事や、金融・不動産系営業マンのブリーフケースで紹介しています。
② ペン:書く場面で見られている
打ち合わせ中に書く場面では、ペンが相手の目に入ります。
私が愛用しているのは、ロメオNo.4という多機能ペンです。3年使っていて、革のグリップが経年変化していく様子も気に入っています。他のブランドとの比較や、価格に見合う価値があるかについては、ロメオNo.4のレビューで詳しく書いています。
③ 時計:手入れされているか
腕時計は、動作や名刺交換のときに目に入りやすいアイテムです。高価なものを持つことより、きちんと手入れされた状態を保つことが大切だと考えています。
私は長く使っている時計を、ベルトの汚れまで気にして手入れしています。ベルトの洗浄は、洗っ時計のレビューで紹介しています。長く使った時計の感想は、ザ・シチズンの記事にまとめています。
④ 財布・名刺入れ:くたびれ具合をチェック
財布や名刺入れは、取り出す場面で相手の目に入ります。
- 角の擦れや、ステッチのほつれがないか
- 名刺入れの中に、折れた名刺が入っていないか
- 財布が、パンパンに膨らんでいないか
⑤ 「長く使えるか」で選ぶ
持ち物は、使い込むほど味が出るものと、使うほどくたびれていくものがあります。長く使える素材や作りのものを選んで、手入れをしながら使うと、持ち物そのものが清潔感の一部になっていきます。
買って失敗したもの・やめたもの

清潔感は「足し算」だけでは続かない
ここまで、整えたいポイントを順に紹介してきました。ただ、あれもこれもと買い足していくと、お金も手間も増えて、続かなくなります。
私が自腹で試してきて感じるのは、自分に合わないものをやめる判断も、清潔感を保つうえで大切だということです。この章では、私が「やめたもの」と、失敗を減らすための考え方を書きます。
やめたもの:ヒートテック
私は、ヒートテックを今は全く着ていません。理由は次の2つです。
- 静電気:化学繊維の比率が高く、脱ぐときに静電気が起きるのが気になった
- 汗ばみとニオイ:着ていると汗ばむことが多く、汗をかくことでニオイを感じたこともあった
もともと、綿の着心地が好みだったこともあり、私には合いませんでした。これはあくまで私の場合で、ヒートテックが悪いという話ではありません。
代わりに選んだもの
今は、次の2つを使い分けています。
- 無印良品の発熱インナー:綿の割合が比較的高く、着心地がよい。静電気も、ヒートテックより格段に少ないと感じる
- DEOEST WARM(半袖):室内で着る場面もある私には、半袖が合っていた
ユニクロも無印も長袖のタイプは、暖房の効いた室内ではかえって汗ばむ原因になることが多いと感じています。防寒より、室内での汗とニオイを優先するという基準に変えてから、冬の悩みが減りました。
詳しい比較は、冬こそ体臭が気になる理由と、DEOESTのWARMのレビューにまとめています。
買って失敗したもの
ここまでは買ってよかったものばかりをご紹介してきましたが、買ってみたものの自分には合わなかったものもいくつか挙げておきます。自分には合わなかったものの特徴や理由を理解しておくと、次に購入する際に自然と失敗するリスクを下げることができます。
私には合わなかったものはこの2つでした。
- ユニクロ「エアリズム(インナー)」
- ユニクロ「シルキードライ(インナー)」
ユニクロの商品の多くはコスパが高くデザインがシンプルで、着る人を選ばない優等生の代表格ですが、インナーだけは私には合いませんでした。
どうやら、ポリエステルやナイロン、ポリウレタンなどの化学繊維の配合率が高いインナーは私には合わないようです。繊維のチクチク感、汗や蒸れなどによって肌が赤くなったり痒みが出たりして、化繊負けしてしまい、記憶を辿ってみると過去に着た他の化繊のインナーはいつも同じような症状が起きていました。
ユニクロのインナーは店舗数も多くて手軽に試せる価格なだけでなく、ネット上の良い口コミを目にすることが多かったため購入してみました。ですが、自分の肌は化学繊維の比率が高いインナーとの相性が悪いことがわかりました。
このように自分の肌とは相性が良くない商品を見つけることができたら、なぜ自分に合わなかったのかを調べてみるのが大事です。相性が悪かったものを避けることで、次に購入するものを永く愛用できる確率が格段に上がります。
失敗を減らす3つの判断基準
私の経験から、買う前に確認したいことを3つに絞ります。
① 手入れをしながら、長く使えるか
安いものを短期間で履きつぶすより、少し高くても長く使えるもののほうが、1回あたりのコストは下がります。革靴の予算の考え方は、1万円の革靴を買うなら予算を3万円に上げるべき理由で書いています。
② まず少量・お試しから始められるか
香水のように、好みが分かれる高価なものは、ボトルを買う前に試せる方法を選んだほうが失敗しにくいです(試し方は、ニオイの章で紹介しています)。
③ 自分の仕事や生活に合っているか
ヒートテックの例のように、評判がよくても、自分の着る場面(暖房の効いた室内が多いなど)に合わないことがあります。自分がどんな場面で使うかを先に考えると、選びやすくなります。
「やらないこと」を決めるのも、清潔感
清潔感を整えるうえで、全部を完璧にこなす必要はありません。合わないものはやめて、続けられるものだけ残す。その方が、結果的に清潔感を長く保てると考えています。
お金のかけ方|最初の1か月にそろえるもの

全部を一度に買わない
「清潔感を整えよう」と思って、一度にたくさん買いそろえると、お金がかかるうえに、結局使わなくなるものも出てきます。お金のかけ方にも、順番があります。
ステップ1:お金をかけずに始められること
今ある道具で、すぐに始められることがあります。
- 革靴を連日履かず、ローテーションする(持っている靴を使う)
- 靴のほこりを、ブラシや古い布で落とす
- 洗顔後に、保湿を忘れない
- フロスや歯間ブラシを、歯磨きに加える
- ワイシャツの襟や袖口の汚れを、ためない
買う前に、まず習慣を変えるだけで、印象が変わるものは多いです。
ステップ2:少額で、効果を感じやすいもの
次に、少額で取り入れやすく、変化を実感しやすいものです。
- ボディソープ(まとめ記事)
- 日焼け止め(紫外線対策まとめ)
- 木製のシューツリー(シューツリー比較)
- 消臭インナー・靴下(DEOESTのまとめ、消臭靴下)
ステップ3:長く使うものへの投資
最後に、長く使えるものへの投資です。いきなり買うのではなく、ステップ1・2に慣れてから、必要に応じて検討してください。
- 革靴(手入れをしながら長く履けるもの)
- ビジネスバッグ
- 腕時計や、ペンなどの身の回りのもの
私が長く使ってどうだったかは、金子眼鏡のレビューや、ザ・シチズンの記事にまとめています。
最初の1か月の進め方の例
| 時期 | やること | お金のかかり方 |
|---|---|---|
| 1週目 | セルフチェックをして、靴のローテーションを始める | かからない |
| 2週目 | ボディソープ、保湿、日焼け止めを見直す | 少額 |
| 3週目 | シューツリーや消臭インナー・靴下を試す | 少額〜中程度 |
| 4週目 | 歯のケア(フロスなど)を習慣にする。気になる持ち物を点検する | かからない〜少額 |
あくまで目安です。自分のペースで、できるところから進めてください。
予算が限られているなら
優先順位は、この記事の章の順番がそのまま目安です。
- ニオイ
- 肌・歯
- 足元・服・持ち物
ニオイは、見た目が整っていても印象を左右しやすく、少額で対策しやすい分野です。まずここに予算を集中させるのがおすすめです。
続けるコツ|朝・昼・夜の清潔感ルーティン

全部を、毎日やる必要はない
ここまで読んで、「やることが多すぎる」と感じたかもしれません。でも、全部を毎日、完璧にやる必要はありません。
大切なのは、できる範囲を、無理なく続けることです。この章では、一日の流れに沿って、続けやすい形を紹介します。
朝:最低限だけにやることを絞る
朝は時間がないので、必ずやることを絞ります。
- 洗顔と保湿
- 日焼け止め
- 香りを1プッシュ(体のニオイを抑えたうえで)
- 歯のケア(フロスや歯間ブラシを含む)
私は、朝のつけ方として、香水をお腹に1プッシュしています。
昼:必要なときに足す
昼は、朝の状態をキープすることが目的です。
- 香りが薄れてきたら、持ち歩き用のアトマイザーで1プッシュ追加する
- 口元が気になるときは、口臭ケアをする(プロフレッシュ)
私は、たまに昼休みか15時ごろに、香りを1プッシュ足しています。
夜:翌日の準備をする
夜は、翌日の自分を整える時間です。
- 歯のケア(フロス・歯間ブラシ)
- 履いた靴にシューツリーを入れて、湿気を取る
- ワイシャツやスラックスのシワを整える(スチーマー)
- 3ヶ月に1回を目安に、歯のクリーニングに通う
靴を休ませる時間をつくることで、翌日以降も気持ちよく履けます。
続けるための3つのコツ
① 手間を増やしすぎない
使うアイテムを絞り、できるだけシンプルにします。道具が多いと、面倒になって続きません。
② すでにある習慣にくっつける
たとえば、歯磨きのあとにフロスを使うなど、すでにやっている行動のあとに加えると、習慣にしやすくなります。
③ できない日があっても、気にしない
忙しくて飛ばした日があっても、翌日からまた始めれば大丈夫です。完璧を目指すより、続けることを優先してください。
時間が足りないと感じたら
「そもそも時間がない」という方は、忙しい社会人が時間を作る方法も参考にしてください。身だしなみに使う時間は、生活全体の時間の使い方を見直すことで、確保しやすくなります。
よくある質問
Q. 清潔感は、何から始めればいいですか?
まずニオイから始めるのがおすすめです。
見た目が整っていても、ニオイひとつで印象が変わることがあります。そのうえ、靴のローテーションやボディソープの見直しなど、少額か無料で始められる対策が多い分野です。
迷ったときは、この記事の最初にあるセルフチェックで、当てはまる項目が多かった分野から手をつけてみてください。
Q. お金は、どのくらいかければいいですか?
最初から、たくさんかける必要はありません。
お金のかけ方には、次の順番があります。
- まず、お金をかけずにできる習慣から始める
- 次に、少額で変化を感じやすいものを試す
- 最後に、長く使えるものに投資する
長く使うものは、買った金額だけでなく、使う年数で割った1回あたりのコストで考えると、判断しやすくなります。たとえば革靴は、予算を少し上げても、手入れをしながら長く履けるほうが、結果的に満足度が高いと感じています。
Q. 男性がスキンケアや歯の矯正をするのは、恥ずかしいことですか?
私は、恥ずかしいことではないと考えています。
清潔感を整えることは、おしゃれを楽しむためだけではなく、相手に失礼のない状態で人と会うための準備です。私も、35歳で歯列矯正を始めました。矯正を終えて、人との会話で歯を気にせず思いきり笑えるようになったのは、大きな変化でした。
もちろん、矯正や治療の内容は人によって違います。気になることがあれば、まず歯科医院や皮膚科などの専門家に相談してみてください。
まとめ|今日からやる3つ

ここまで、30代の会社員男性が最低限そろえておきたい、清潔感のポイントを紹介してきました。
全部を一度にやる必要はありません。まずは、次の3つから始めてみてください。
① セルフチェックで、気になる分野を一つ見つける
自分では気づきにくいからこそ、一度、項目ごとに確認してみましょう。
② ニオイ対策を一つ始める
革靴を連日履かない、ボディソープを見直すなど、少額か無料でできることから始めるのがおすすめです。
③ お金をかけずにできる習慣を、一つ足す
洗顔後の保湿、フロスを使う、靴のほこりを落とす。今ある道具でできることから、一つだけ選んでみてください。
清潔感は、センスや生まれつきの見た目で決まるものではありません。「手入れされている感じ」は、習慣の積み重ねでつくれます。
私自身、35歳で歯列矯正を始め、ニオイ対策や靴の手入れ、持ち物の見直しを重ねるうちに、人と会うときの気持ちが少しずつ変わりました。30代からでも、決して遅くはありません。
この記事が、あなたの清潔感を整える最初の一歩になればうれしいです。
以上

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