三陽山長オリジナルシューツリーを他2種と比較して木型R309に合うものが判明。

お手入れ
  • 三陽山長にはどんなシューツリーが合う?
  • 三陽山長の純正シューツリーの使い心地は?

三陽山長の革靴は踵が小ぶりで甲が低いモデルが多いです。

そのため、どのシューツリーを選べばよいか迷ってしまう人も多いはず。

純正シューツリーも販売されていますが、2種類あってこれまた迷ってしまう。

今回は三陽山長オリジナルシューツリーを購入したので、私が普段三陽山長の靴に入れているシューツリー2種類と比較してみました。

購入を考えている方は参考にしてください。

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【レビュー】三陽山長オリジナルシューツリー:高級感がすごい。

開封レビューです。

無地の箱に入っており、シューツリーは緩衝材に包まれています。

蓋を開く前から、レッドシダーの香りがすごい。

とてもいい香りで、下駄箱の中がいい香りで充満します。

木目と色味が非常に綺麗です。

金属パーツはゴールド。本体部分も値段の割にかなりの高級感があります。

踵は比較的小ぶりで、丸みを帯びた形状をしています。

ブランドロゴの刻印。純正の特権です。

全体的に非常に丁寧な造りで、ゴールドの取っ手部分も安っぽさを感じません。

木材のヤスリがけがとても綺麗で、造りの荒っぽさは皆無。

スムーズに靴に入れることができます。

木目と金属部分の調和が美しいです。

バネではないですが、先端部分は靴の幅に合わせて調整が可能。

裏側にはサイズ表記と左右の刻印があります。

左右の形が似ているので、「RIGHT」「LEFT」の表記があるのはありがたい。

裏側の加工もやはり丁寧。縁はきちんとヤスリがけされています。

税込5,940円の価格で、ここまで丁寧に仕上げているシューツリーは珍しいです。

木目も綺麗で香りの良いレッドシダーが使用されており、税込5,940円という価格に合った品質と感じました。

3種類のシューツリーをダブルモンク「源之介」に装着して比較。

続いて、三陽山長のダブルモンク「源之介」に装着してみます。

サイズは「6 1/2」、木型は「R309」です。

比較のため装着するシューツリーはこちらの3種類。

左から

  • 「三陽山長」オリジナルシューツリー サイズ:S(24.0-25.0cm相当)
  • 「マーケン」ディプロマット シダーシューツリー ヨーロピアン サイズ:39(23.5-24.0cm相当)
  • 「SHETLANDFOX」純正シューツリー サイズ:S(24.0-24.5cm相当)

※三陽山長の店舗で扱っている「コルドヌリ・アングレーズ」のシューツリーも持っていますが、店舗販売という点と価格が高い点を考慮して今回は比較対象から外しました。

比較して感じたのは、三陽山長の造りの丁寧さ。

この後でも述べますが、本体のヤスリがけが非常に丁寧です。

三陽山長のシューツリーは最も幅が狭いです。

踵部分のアップ。最も踵がスリムなのはディプロマット。

踵は三陽山長とSHETLANDFOXは同じくらいの大きさです。

三陽山長とSHETLANDFOXのシューツリーを比較:総合では互角の勝負

三陽山長とSHETLANDFOXの比較です。

右足(画像左):SHETLANDFOX(サイズ:S(24.0-24.5cm相当))

左足(画像右):三陽山長(サイズ:S(24.0-25.0cm相当))

三陽山長の取っ手は艶ありのゴールド。

一方、SHETLANDFOXの方はシルバーで艶消し加工のロゴが印刷されています。

足入れ部分。踵の収まりは同じくらいで、小ぶりな踵にどちらも合っていると思います。

本体を繋ぐバネはSHETLANDFOXが2本、一方で三陽山長はバネが1本のため安定性で劣ります。

木の色合いは三陽山長の方は赤っぽく、SHETLANDFOXの方は茶色。

甲部分の比較です。右のSHETLANDFOXの方が甲に合っています。

三陽山長は甲が低めな靴が多いですが、三陽山長のオリジナルシューツリーだとやや甲の高さが足りません。

そのため、甲のしわを伸ばすことに主眼を置いて考えると、三陽山長のシューツリーは少し役不足と感じます。

SHETLANDFOXのシューツリーとの比較では以下の結論となりました。

  • 踵の収まり:どちらも小ぶりな踵にピッタリ。互角。
  • 木目:三陽山長の方が高級感あり。
  • 香り:香りが強い三陽山長に軍配が上がる。
  • 甲部分:SHETLANDFOXの方が甲に合っている。
  • 価格:三陽山長(5,940円)< SHETLANDFOX(9,900円)

木目・しっかりとしたレッドシダーの香り・全体的な高級感では三陽山長に軍配が上がります。

ですが、肝心の「甲部分のしわを伸ばす」という目的ではSHETLANDFOXの勝利。

SHETLANDFOXのシューツリーは、

  • 税込9,900円とやや高価格であること
  • SHETLANDFOXの店舗限定販売のため、入手性が悪いこと

上記2点を考慮すると、三陽山長とSHETLANDFOXとの比較では「互角」という結論になります。

三陽山長とディプロマットのシューツリーを比較:ディプロマットが僅差で勝利

続いて、マーケン社の「ディプロマット シダーシューツリー ヨーロピアン」と比較します。

右足(画像左):ディプロマット サイズ:39(23.5-24.0cm相当)

左足(画像右):三陽山長 サイズ:S(24.0-25.0cm相当)

取っ手の色はどちらもゴールド。

全体的に三陽山長の方が明らかに高級感があります。

踵部分のアップ。右足のディプロマットの方が少しだけスリム。

比べてみるとやや三陽山長の方が踵に丸みを帯びているのがわかります。

より踵に合っているのはディプロマットだと思います。

ディプロマットもバネが2本。やはり2本ある方がしっかりしわを伸ばせますし、安定感があります。

甲部分の比較です。三陽山長はやはり甲の高さが合っていません。

ディプロマットの方は概ね高さが合っているので合格だと思います。

ディプロマットとの比較ではこのような結論となりました。

  • 踵の収まり:やや小ぶりなディロマットの方が合っている。
  • 木目:三陽山長の方が高級感あり。
  • 香り:三陽山長の香りの方が強い。
  • 甲部分:ディプロマットの勝利。
  • 価格:三陽山長(5,940円) < ディプロマット(6,600円)

全体的な高級感では三陽山長に軍配が上がりますが、甲のしわをしっかりと伸ばせて、価格がほぼ同じなディプロマットの方が満足度が高いです。

ディプロマットはブランド名の表記がなく、造りの高級感もないため一見すると地味ですが、三陽山長の革靴にはピッタリ合うコスパの良いシューツリーだと思います。

※マーケン社のディプロマットシューツリーは現在廃盤です。サイズがあるうちに購入してください。また「ディプロマット」と「ディプロマット ヨーロピアン」の2種類あるため間違えやすく、甲の低い革靴に合わせるなら必ず「ヨーロピアン」を選んでください。

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スレイプニルのヨーロピアンモデルもおすすめ

今回使った三陽山長の革靴にはサイズが合わず比較できませんでしたが、スレイプニルのシューツリー「ヨーロピアンモデル」もコスパが良いのでかなりおすすめできます。

スレイプニルにも「トラディショナル」と「ヨーロピアン」の2種類があり、甲の低い革靴に入れたい方は必ず「ヨーロピアン」を選んでください。

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【まとめ】おすすめNo.1はディプロマット、次点でスレイプニル。

今回は3つのシューツリーを比較して、三陽山長の特徴や良い点・いまひとつな点を浮き彫りにしました。

比較して感じた三陽山長のオリジナルシューツリーのポイントをまとめます。

良い点

  • ブランドロゴの刻印があり、全体的にかなりの高級感がある。
  • 木材の加工が丁寧。
  • レッドシダーの香りが良い。
  • 踵が小ぶりな革靴全般に合う。
  • 税込5,940円と比較的安い。

いまひとつな点

  • 甲の高さが足りず、しわがしっかりと伸ばせない。
  • 踵がもう少しコンパクトになればもっと良かった。
  • 本体を繋ぐバネが1本のため安定感に欠ける。

高級感があり、幅広い革靴に使えるフォルムのため、これ1つで多くの革靴に使い回したい人にとっては合うかもしれません。

ただ個人的には、「三陽山長の革靴専用のシューツリー」として購入するなら、オリジナルシューツリーはあまりおすすめしません。

甲の高さが合わないのが個人的には×なので、見た目は地味ですが同じ価格帯のディプロマットが最もおすすめ。

これから購入する方は、しっかりしわが伸ばせるマーケン社の「ディプロマット ヨーロピアンモデル」もしくはスレイプニルの「ヨーロピアンモデル」を購入してください。

参考になりましたら幸いです。

以上

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