革靴好きがオススメする靴磨きの本 初心者からマニアまでまずはこの2冊を

お手入れ

靴磨きってなんとなくでやっているけど、きちんとしたやり方を知りたい。

靴磨きの本を買うなら何がオススメ?

そんな疑問にお答えします。

当記事では、革靴大好きな私がおすすめする「靴磨き」の本をご紹介します。

スマホで検索すれば必要な情報はすぐに見つかりますが、興味のある分野の本を手に取り読んでみるのも良いですよ。

革靴の初心者からマニアまできっと満足いただける本2冊をご提案しますので、参考にしてください。

本ページはプロモーションが含まれています。

「紳士靴を嗜む」飯野高広

こちらは知識関係なく、すべての人にオススメしたい本です。

TBSテレビの「マツコの知らない世界」にも出演したファッションジャーナリストの飯野高広さんの著書。

初心者から上級者まで広く深い知識が得られます。

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※中でも、こんな人に向いています。

  • 革靴をかっこよく履きこなしたい
  • 革靴が足に合わなくて困っている
  • 革靴のお手入れ方法を知りたい
  • 革靴の製法・構造・革の種類・特性を知りたい
  • 国ごとの革靴の特徴を知りたい

すごく詳しく書かれていて、紳士靴を嗜むというタイトルの通り、靴に関する深い知識が得られます。

驚くことに、革靴と足の関係から語られています。

革靴の正しい選び方、履き方、歩き方と多岐にわたる内容で、足に合う靴を選びたい方に特に読んでいただきたいです。

「足と靴の大きさはどこで測るのか」など、靴屋の店員さんに聞くより遥かに詳しい内容が書かれています。

また、お手入れに関してもしっかり書いてあります。

革の種類ごとにお手入れは異なるため、基本の牛革をはじめ、起毛革(スエード)、オイルドレザー、コードヴァン、エキゾチックレザーなどにも触れています。

お手入れ以前に大切なことは、

  • 必ず靴べらを使って履く
  • 持つときはつま先を触らない
  • 靴紐は都度結び直す
  • なるべく同じ靴を2日続けて履かない
  • 履かないときはシューツリーを入れる

この5点を挙げています。

どれも靴を長く愛用するために大事なことですね。

他にもとてもタメになった箇所があります。

国ごとに靴の造りや特徴に差があると説明しているところで、このように表現されています。

「産地」で味が違うのは、お酒と一緒。

本の中では、

  • 「イギリスの靴」
  • 「イタリアの靴」
  • 「アメリカの靴」
  • 「フランスの靴」
  • 「日本の靴」
  • 「それ以外の国の靴」

これらを区別して説明しています。

それぞれの国の代表的なブランドも合わせて紹介されています。

簡単にそれぞれの国の特徴をまとめると次のようになります。

イギリスの靴…今日の紳士靴の原型の大半を創造した伝統的なデザイン。

代表的なブランド…チーニー、クロケット&ジョーンズ、トリッカーズ、エドワードグリーンなど

イタリアの靴…時代性を素直に出している靴で、軽快な履き心地と美しさを追求。

代表的なブランド…サルバトーレフェラガモ、サントーニなど

アメリカの靴…ヨーロッパ各国の特徴を掛け合わせ、靴作りの機械化に多大な貢献。欧州や日本に影響を与えた。

代表的なブランド…オールデン、アレンエドモンズ、コールハーンなど

フランスの靴…デザイン面で時代の最先端を走るも設計思想は非常に頑固。伝統性と最先端が同居している。

代表的なブランド…ベルルッティ、ジョンロブ、パラブーツ。J.Mウェストンなど

日本の靴…日本の技術力と仕上げの丁寧さが世界的にもトップクラス。歴史は西洋に比べて浅い。

代表的なブランド…REGAL、SHETLANDFOX、スコッチグレイン、三陽山長、ユニオンインペリアルなど

ここには書き切れないくらいの情報量なので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。

革靴に興味が出てきた方や、革靴について深い知識を得たい方にオススメします。

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「靴磨き本」長谷川裕也

こちらは東京・青山にお店を構える靴磨き専門店「Brift H」の代表である長谷川裕也さんが書いた本です。

こちらもとても有名な本なので、既にご存知の方も多いかもしれません。

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靴磨きについてとても詳しく書かれた本で、「10年付き合える相棒を見つけよう」という言葉からこの本は始まります。

履きつぶすのではなく、ともに歩む靴へ

こんな言葉をはじめ、この本では靴と長く付き合うことの大切さがたくさん語られています。

「一人でも多くの方が、靴との向き合い方を少しでも考えるきっかけになれば」という思いが込められているのだと感じました。

当然靴のお手入れについて、たっぷりとページを使って丁寧かつ多くの写真で説明されていて、とてもわかりやすいです。

特に「ほこりを落とす」際、馬毛のブラシを使うのですが、写真ではけっこう力を入れてブラッシングをしているように見えます。

馬毛ブラシでホコリを払っているところ。本が180度開くため見やすい。

馬毛ブラシがかなりしなっていて、しっかりと埃を落とすために力をこめてブラッシングしていることがわかります。

この本の特徴として、靴磨きをしながらでも本が見やすいように、本が180度に開いて止まるように製本されています。

そのため、目の前に本を置いて靴磨きを一緒に進めることができます。

読む人のことを考えた本になっていますね。

また、お手入れに必要なものはその都度本の中で紹介されています。

まだ持っていないものがあれば必要なものがわかりますよ。

他にも「こんな時どうすればいいんだろう?」という疑問に「Q&A」という形で長谷川さんが答えてくれています。

「Q&A」の項目は、

  • 基本の磨き Q&A
  • アレンジ磨き Q&A
  • 靴のトラブル Q&A
  • 楽しむ磨き Q&A

これだけ「Q&A」が載っているので、ほとんどの疑問は解決できると思います。

まとめると、こちらの本は靴磨き初心者の方に特にオススメします。

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Amazon kindle版でも読めます

既にKindleを利用している方も多いと思いますが、まだKindleをお使いでない方には特にお伝えしたいことがあります。

今回ご紹介した2冊のうち、「紳士靴を嗜む」はKindle版があります。

登録すれば対象の靴磨きの本や雑誌が読み放題になります。

Kindleは登録から30日間は無料で利用でき、利用料が2ヶ月99円になるキャンペーンも行われています。(対象者限定のキャンペーンのようです。)

本屋に探しにいく時間の節約になりますし、多くの靴磨きの本に触れたい方にとってはとても魅力的だと思いますので、気になる方はお試しください。

Kindleのキャンペーンはこちらをご確認ください>>「Amazon kindle unlimited」

迷ったらこの2冊を

靴磨きに迷ったら、もしくは革靴や靴磨きに興味が出てきたらこの2冊から読むことをおすすめします。

当記事をまとめます。

革靴初心者の方…「靴磨きの本」(画像左)

深い知識を得たい方…「紳士靴を嗜む」(画像右)

どちらの本も本当にオススメなので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

以上

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