万双・ワイルドスワンズと合わせて比較・検討すべき国産ブランドと革工房

革製品&お手入れ

万双とWILDSWANSを検討されている方へ

万双とWILDSWANS、どちらも素晴らしく、評判のよいブランドです。

この2つが選択肢に挙がる方は、既に革について知識をお持ちだったり、こだわりをお持ちの方かと思います。

購入にあたって、私はこれからご紹介する国産ブランド4つを比較しました。

宜しければ参考にしていただければ幸いです。

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万双・ワイルドスワンズと合わせて検討すべき国産ブランドと革工房

まずぜひ検討いただきたい国産ブランド4つをまとめます。

まだ知らないブランドがありましたら、読み進めていただけると幸いです。

購入前に検討したブランド・革工房一覧

同じような時期に新調したため、さまざまなブランドと革工房を検討しました。

これから紹介するブランドは、私が万双とWILDSWANSの製品を購入する際に候補に挙がった4つです。

上質な革が使われているだけでなく、修理永年無料などのアフターサービスを備えているブランドもありますので、安心して長く付き合うことができます。

COCOMEISTER(ココマイスター):上質素材かつ洗練された美しいデザインが魅力

革製品を語る上で、このブランドは外せません。

王道のクラシカルな雰囲気の財布・カバンをお探しの方向けですね。

COCOMEISTER(ココマイスター)は、ブライドルレザーやコードバンなどの縫製が難しいと言われる皮革を初めて形にしたパイオニア的ブランド。

財布を始め、革製品の洗練されたデザインとその美しさが魅力。

ブライドルレザーを検討している方は、必ずチェックして欲しいブランドです。

ブライドルレザーの雰囲気が抜群に良いのですが、さすがに予算オーバー。

ブライドルレザーの財布は「ジョージブライドル」と「ブライドル」の2種類あります。

内装まで全てブライドルレザーが使われている「ジョージブライドル」で、内装にヌメ革が使用されているのが「ブライドル」となります。

私は全てがブライドルレザーでできた「ジョージブライドル」がものすごくかっこいいと思いました。

とにかく美しいので、気になった方はぜひ公式HPをご覧ください。

もし購入するのであれば、公式サイトからの購入がベターです。

「ココクラブ」という無料の会員登録をすることで、製品の無償もしくは会員価格での修理サービスが受けられます。

CRAFSTO(クラフスト):無駄な装飾が一切ない普遍的なデザインが魅力

万双のような革本来の魅力と美しさを全面に押し出した製品を作るブランド。

どの製品にも無駄な装飾が一切なく、シンプルで普遍的なデザインが魅力です。

雰囲気は「COCOMEISTER」や「GANZO」に似ています。

扱う革の種類は次の4つ。

  • ブライドルレザー
  • シェルコードヴァン
  • ネブラスカ(牛革)
  • ヴィーガンレザー(植物由来の素材)

ブライドルレザーやコードヴァンに興味のある方は、一度覗いてみるといいです。

革の美しさやシンプルな製品の数々に、時間を忘れて眺めてしまうと思います。

財布のラインナップの中に「L字ファスナー財布」というものがあります。

近年のキャッシュレス化により財布が小型化していることから、よりスリムに持ち歩けるシリーズがあるのは嬉しいです。

人気のある長財布ですが、カードが10枚収納できて、内装はヌメ革となっています。ヌメ革なのでココマイスターの「ブライドル」シリーズと同じ構成になっています。

CRAFSTOは、どちらかと言うと万双を検討している方におすすめです。

こちらのブランドもココマイスターと同じく「永久無料修理体制」があります。修理内容の一部はこちら。

・縫製箇所のほつれ直し
・のり剥がれ部貼り直し
・ファスナー引き手
・取り付け
・金具打ち直し
・ホック交換
・コバ塗り直し(10㎝以内)
・キーケース金具交換(金具パーツ代は有償)
・ジッププル作製交換

<無料修理の対象外となるもの>
ファスナー破損や皮革の破れなど、通常の修理方法では難しい場合は、有料でのご対応になる場合が御座いますので、まずは修理のご相談を頂いてからご判断させて下さい。

「CRAFSTOの永年無償修理保証」より引用

https://crafsto.jp/pages/repair

ファスナーはYKKの最高級「エクセラ」を使用。引き手や金具の打ち直しも無償修理範囲になっている点はすごいです。

価格もそこまで高価ではないため、美しい革で長く愛用できる財布や革製品をお探しの方におすすめ。

CYPRIS(キプリス):シンプルかつ機能性に富んだ製品が魅力

こちらは百貨店でも取り扱いがあるため、実際に手に取ったことがある方もいるかもしれません。

CYPRIS(キプリス)の製品は、どの製品も非常にシンプルで飽きの来ないデザイン

シンプルな外観と優れた機能性を併せ持っている点が魅力です。

「ハニーセル」と呼ばれるカードのポケット部分が「蜂の巣状のジャバラ構造」になっています。

財布を開いたときにカードが見やすく取り出しやすくする構造はCYPRISの専売特許です。

見た目はスマートに、でも財布の中身は機能性も求める方は、ぜひ一度はご覧になるべきブランドです。

公式サイト>>日本のクラフトマンシップが培ってきた革製品ブランド キプリス

FIVE WOODS(ファイブウッズ):コスパ抜群 スマホに例えるならiPhone SE

非常に質のよい革を使いつつも価格は抑えている、老舗メーカーの「HAYASHIGO(林五)が作るオリジナルブランド「FIVE WOODS」。

まるで、高性能で機能は申し分なくそれでいて価格は低く抑えた「iPhone SE(第2世代)」のよう。

正直、万双よりも安いので、もし予算の面で他のブランドを諦めざるを得ないような20代の方が居るなら、ほんと全力でおすすめします。

老舗カバンメーカーだけあって、ラインナップが非常に豊富。

かつデザインはシンプルで王道のものが多いので、持つ人を選びません。

20代の方に本当におすすめのブランドですね。

中でもおすすめは、シンプルなブリーフケースの【TED’S】ブリーフケース(商品コード:39025)

※ポイント還元が大きいので、楽天の公式ストアもおすすめです。

ベジタブルタンニン鞣しの革を使われておりエイジングも期待できますし、全てを革で作っていないからこそ軽くて使いやすく、底には鋲も打ってあるので自立もする。

これを4万円以下で購入できるのは、本当に非常にお得だと思います。

もし予算に縛りがある方は、まずこのくらいの価格帯から選んでみるのも良いかもしれません。

公式サイト>>創業130年の鞄メーカー 林五のオリジナルブランド【FIVE WOODS】

万双とWILDSWANSに共通すること

この2つのブランドに共通すること。

それは、ともに「良質な素材を使い、職人の仕事が丁寧である」こと。

どちらの製品も、厳選された素材を使っているだけでなく、使う人が長く使えるようにさまざまな工夫と手間が惜しみなく注がれています。

例えば、丁寧な「コバ」の処理や、均一に縫われているステッチなどの縫製技術に職人さんの想いが込められています。

特にコバは製品の輪郭であり、使っていくうちにどうしてもダメージを受けてしまう部分でもあります。

丁寧に仕上げれたコバは、たとえ傷ついてしまっても磨き直すことで輝きを取り戻すことができるだけでなく、輪郭が際立つので革製品の佇まいが美しくなります。

また、ステッチの良し悪しはデザインを左右するだけでなく、見た目の美しさと耐久性、つまり製品の寿命を決めてしまうと言っても過言ではありません。

どちらのブランドも、革に並々ならぬこだわりを持っています。革の特性・特徴を把握しているブランドだからこそできる、革の特性に合わせた製法で製品が作られていると言えます。

こうしたブランドが作った革製品は、安心して長く使うことができ、使う人に合わせて革がいい具合にエイジングしてくれます。

財布とカバンを選ぶときに重視したポイント

私が財布とカバンを選ぶときに重視したポイントはこちら。

  • 国産のブランド・革工房
  • 丈夫で長く使えるか
  • 革を育てる楽しみがある
  • デリケート過ぎない革
  • デザインがシンプル
  • 修理が可能
  • 少し手を伸ばせば届く価格(財布:5万円以内 鞄:10万円以内)
  • その製品を自分が使う想像がつく

本当はもっとあるかもしれませんが、これらは絶対条件で考えました。

私と同じようなお考えをお持ちの方は、きっと今回の記事で紹介したブランドの製品はきっと気に入って貰えると思います。

長く使う相棒は慎重かつ思い切って選ぶ

今回ご紹介したブランドは、どれも良質な革が使われていて長く使うことができます。

まだチェックしたことがない方は、この機会にチェックしてみてください。

万双もWILDSWANSも良いですが、これらの選択肢も見ていただくと、きっと後悔のない選択ができます。

キプリス公式サイト>>日本のクラフトマンシップが培ってきた革製品ブランド キプリス

FIVE WOODS公式サイト>>創業130年の鞄メーカー 林五のオリジナルブランド【FIVE WOODS】

当記事があなたの革製品選びにとって少しでも参考になったのであれば嬉しい限りです。

以上

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