多くの格安SIM会社がしのぎを削る時代。
価格競争の激化や魅力的なオプションも増え、我々ユーザーにとっては非常にありがたい環境です。
そんな中、メイン回線を格安SIMの「IIJmio」に変えてから1年半が経過しました。
通信費は大手から格安SIMに乗り換えるだけで簡単に削減できます。
格安SIMを検討している方向けに、私が「IIJmio」をおすすめする理由をお伝えしたいと思います。
それでは参ります。
1年半使ってわかったメリット・デメリット

IIJmioを1年半使ってわかったメリットとデメリットをまとめます。
メイン回線で使用した感想ですので、忖度なしで参ります。
メリット
格安SIMを選ぶにあたって、メリットが自分にとって響くかどうかが最も重要。
私がメリットと感じたのは次の6つ。
- 通信料が業界最安水準
- 速度に不満はなく、低速モードが結構使える
- 端末を安く購入できる
- MNP転出手数料が無料
- キャンペーンに即効性がある
- 余ったデータは1ヶ月繰越ができる
単に毎月の料金が安くなる以外にも大事なポイントがあります。
IIJmioは癖がなくてメリットもわかりやすいので、人気な理由も納得です。
それでは順に説明していきます。
通信料が業界最安水準
まず最初に通信料が安いです。
通信料は、格安SIMに乗り換える1番の目的になることが多いですよね。
参考までに私が使ってきた1年6ヶ月分の料金推移はこちら。契約月の5月は契約月のため日割りです。


節約重視でスマホを使う人にとって、IIJmioの料金プランは非常にコスパが優秀。
音声SIMは税込850円から運用可能です。

ボリュームゾーンである音声通話SIMの3〜5ギガは、2022年4月から新料金となり税込1,000円以下と非常にお得になっています。

私は4ギガプランで使用しています。
自宅にWi-Fi環境がある方であれば、そこまで大容量プランを選択する必要がないと思います。
「ahamo」や「povo」などで20ギガだと多すぎる方は、IIJmioの8ギガや15ギガのプランを選べばより安く使うことができるのはいいですよね。
大幅に通信費を節約したい方におすすめです。
料金プラン・キャンペーン詳細はこちら→速度に不満はなく、低速モードが結構使える
1年半使ってみたところ、速度の不満はほとんどありませんでした。
格安SIMの中では混雑する時間帯に速度制限を行い、使い物にならない速度しか出ないところもありますが、iijmioにおいてはその心配はありません。

低速モードを一切使わない人なら、日常遣いで速度に不満が出る方は少ないと思います。
私がおすすめしたいのは、「低速モード」もけっこう使えるところ。
IIJmioの低速モードは、読み込み開始から数秒間は通信速度が速くなるバーストが使用可能。
低速モードに限って言えば、朝と夕方の通勤時間帯やお昼頃など、多くの方が利用する時間を除けばかなり使えます。
低速モードを駆使すれば、ギガを節約しつつ快適に使うことができます。
端末を安く購入できる
Android端末が最安で110円〜購入可能です。
端末のラインナップも豊富です。
もし数年前の機種を使っている方がいるなら、一緒に機種変更をするのをオススメします。

iPhone8なら一括4,980円とかなり安く購入可能です。
iPhone12も65,800円とお得で、いまだに第一線で活躍できる性能を持っています。
スマホ本体もセール対象になっており、乗り換えと一緒の購入がおすすめ。
MNP転出手数料が無料
MNP転出手数料が無料です。
最低利用期間は「利用開始日の翌月末日」となっているため、この期間中は解約が不可能です。
ですが、その後はいつ転出しても手数料がかかりません。
もし合わなそうだなと感じたら気軽に乗り換えが可能で、とてもおすすめしやすい通信会社です。
キャンペーンに即効性がある

IIJmioのキャンペーンは面倒な手続きが不要で即値引きになります。

キャンペーンの恩恵を受けそびれることがありません。
多くの格安SIMのキャンペーンは、ポイント還元で実質割引としたり、数ヶ月後に送られてくるメールからエントリーすることでキャッシュバックを受けられたりするものがあります。
その際気をつけるべきことはポイントの有効期限やメールをチェックして忘れずにエントリーしなければなりませんが、少々ややこしいですよね。
面倒な手続きやポイント管理から解放されるので、非常にストレスが少なく利用者想いのキャンペーンだと思います。
データ繰越ができる

毎月のデータが余ってしまった場合でも、翌月まで繰越が可能です。
データ繰越ができるメリットは、次の3つ。
- ギガを無駄なく使える
- 翌月のデータに余裕が生まれる
- 翌月のプランを変更できる
翌月に繰り越すことでギガを無駄なく使えます。
私の場合、月によってはほぼ丸々4ギガを繰り越している月もあります。
あまりギガを使わなかった月は、繰越量が充分ならプランを1つ下げて通信料を抑えることもできます。
デメリット
デメリットはこの2つ。
- 低速モードを使いすぎると速度制限がかかる
- 端末によって売り切れがあり、在庫が復活しないことが多い
人によっては使い方次第で全く気にならないと思います。
端末の売り切れも早めのチェックで回避できます。
こちらも順に解説します。
低速モードを使いすぎると速度制限がかかる

低速モードはそれなりに使える速度があるのですが、使いすぎると速度制限がかかります。
具体的には、「3日間で366MB」を超えると速度制限がかかります。
速度制限になった場合は、高速通信をONにするか、翌日まで待って制限が解除されないと超低速となるので検索もままならなくなります。
低速モードでの通信量はアプリで管理ができるため、1日の通信料を見ながら計画的に使う必要もあります。
あまり毎日のデータ使用量を細かく管理したくない人には向かないかもしれません。
端末によって売り切れがあり、在庫が復活しないことが多い
セールで非常にお得に購入できる端末が多いため、機種によっては売り切れになっているスマホがあるのが難点。
人気機種は早めに在庫がなくなり、長期間在庫が復活しないこともあります。
経験上、一度在庫が切れるとずっと入荷しないこともあるので、気になっている方は早めの決断をおすすめします。
IIJmioをおすすめしたい人の特徴
「結局どんな人におすすめなのか」
結論としては、とにかく料金を抑えたいけど、速度もそこそこ重視したい人におすすめ。
一方、低速モードの通信量を管理する必要があるため、細かく通信量の管理をしたくない人にはおすすめできません。
SIMカードはdocomoとauの2種類から選択できるので、通信エリアの心配はありません。
プランの目安は、
外出先で動画・音楽をあまり見ない人→2ギガor4ギガ
20ギガは多すぎる人→8ギガor15ギガ
バリバリ使う人→20ギガ
こんな感じが良いでしょう。
現在実施中のキャンペーン一覧
現在実施中のキャンペーンをまとめます。
キャンペーンは2023年1月31日までとなります。
他社乗り換えでスマホ本体を104円〜購入可能
最も安いスマホは、104円×24回払いで購入可能な機種があります。
アンドロイド端末も種類豊富で、格安モデルからハイエンドまで選択肢が多いのも魅力。
iPhone 8なら一括4,980円で購入可能です。
在庫があるうちがオススメ。
今使っている電話番号をそのまま使う「MNP」を利用すれば、他の端末も割引価格で購入可能です。
通話定額オプション410円割引×3ヶ月
短い通話が多い方はもちろん、時間無制限でかけ放題を付けたい方にも魅力の割引キャンペーンです。
通話定額オプションは無料となる時間の長さにより金額が変わり、3種類から選べます。
名称 | 内容 | 料金 | 割引額 | 値引き後の月額 |
「5分+」 | 1回5分以内の 国内通話無料 | 税込500円/月 | ▲410円 | 90円 |
「10分+」 | 1回10分以内の 国内通話無料 | 税込700円/月 | ▲410円 | 290円 |
「かけ放題+」 | 無制限で 国内通話無料 | 税込1,400円/月 | ▲410円 | 990円 |
「みおふぉんダイアル」という通話アプリからの発信が条件になりますが、通話が多い方はかなり通話料を抑えることができます。
特に「5分+(5分以内かけ放題)」は月額90円で3カ月間利用可能なのは短い通話が多い人にはとても魅力。
初期費用が1,100円割引
通常3,300円かかる初期費用が1,100円引きの2,200円となります。
初期費用はどうしてもかかってしまうことが多いのですが、この部分を抑えられれば乗り換えの費用も少なくなり、乗り換えメリットが大きくなります。
IIJmioはMNP転出手数料も無料のため、万が一自分に合わなくても負担が少なく試せます。
まとめ IIJmioはあまり不満点のない優等生タイプの格安SIM
IIJmioを1年半使用してみて感じたメリットとデメリットをまとめました。
まとめると、IIJmioは「とにかく料金を抑えたいけど、速度もそこそこ重視したい人」におすすめできます。
当面の間、メイン回線はIIJmioから動かす予定はありません。
◆メリットまとめ◆
- 通信料が業界最安水準
- 速度に不満はなく、低速モードが結構使える
- 端末を安く購入できる
- MNP転出手数料が無料
- キャンペーンに即効性がある
- 余ったデータは1ヶ月繰越ができる
料金が安いのが最もおすすめポイントです。
とにかく安さ重視で速度もそこそこ出ないと困る、という人にぜひ試してもらいたい。
◆デメリットまとめ◆
- 低速モードを使いすぎると速度制限がかかる
- 端末によって売り切れがあり、在庫が復活しないことが多い
低速モードのヘビーユーザーは不満が出ると思いますが、それ以外のほとんどの方は大きな不満が出ないと思います。
端末も早めの購入であれば手にしたいスマホを購入できるでしょう。
キャンペーンは2023年1月31日までとなりますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
詳しくはこちら>>ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
以上
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